漆原宏樹先生が11月6日に亡くなられました。
11月14日、穏やかな秋晴れの日にご葬儀が執り行われました。

88歳。
この春に門下生たちで米寿のお祝いパーティーをし、次は卒寿=90歳のお祝いパーティーだね!とみんなで言っていたばかりでした…。
(以下、備忘録…🖊️)
夏の検診でご病気が見つかった漆原先生ですが、ご自身は自覚症状などなく大変お元気で、治療で体力や時間を奪われてレッスンを休みにするのは本意ではないとのお考えから治療はしないと決め、普段と変わらない生活をされていました。
急に体調を崩され入院されたのが、10月中旬。
それから1ヶ月も経たぬ間に、旅立たれてしまいました。
漆原先生らしいと言えば、漆原先生らしいのですが…。
あまりにもあっけない……。
入院の直前まで、普通にレッスンしてくださっていたのです!!
忘れもしない10/13月曜日の朝、先生はいつになく体調が優れないご様子でしたが、一通りレッスンをしてくださいました。
その後、「みんなの前で話しておいた方がいいと思うから聞いてください。私がこんな状態で急にレッスンに来れなくなった場合もみんなにはレッスンは休まず続けて欲しい。〇〇さん(古参のお弟子さん)と窪田奈穂子さんで交代で代行レッスンして欲しいと思う。」とおっしゃったのです。
〇〇さんと私は当惑しつつお引き受けしました。私達が代行する日など来ない事を願って…。
今となってはあの日が月曜赤羽クラスの最期のレッスンになってしまいました。
翌週から、月曜日は〇〇さんと私、他の曜日はそれぞれ先生に指名された方々での代行レッスンでクラスは続けられました。
今までお忙し過ぎた漆原先生ですから、入院する事で少し養生されればきっとまた回復されるに違いない、と信じていたのは私だけではないと思います。
先生のレッスン再開まで、みんなで頑張ろう!とレッスンに励みました。
それが…
あまりにも早すぎる悲しい報せでした。
悲しみより、寂しさが襲ってきました。
そして、喪失感。
けれど、後悔はありません。
先生のレッスンは休まず受けてきましたから!!
ここ数年、私はアキレス腱炎や疲労捻挫などに悩まされていますが、
そんな不自由な身体でも先生のレッスンは受けたくて、
「不様になってしまったり、途中から見学になってしまうかもしれませんがレッスンに参加させてください!!」とお願いしました。
「構いませんよ、ぜひいらっしゃい!!レッスンはした方がいいのだから…」とおっしゃってくださった漆原先生。
もっともっとバレエの真髄を教わりたかったな…。
でも自分の中では今、後悔がないのが救いです。

バレエ人生、漆原先生に出会えて本当によかった🍀
感謝の気持ちでいっぱいです。
私が大病をした後、バレエをどう続けていこうか…と悩んでいた時に、漆原先生を紹介しクラスに連れて行ってくれた後藤さん(現役時代の一番のパートナー)にも本当に感謝しています。
漆原先生との想い出は尽きません。
「元気にやりましょう♪」
新年のレッスン初めにいつもおっしゃっていた漆原先生のお声が聞こえてくるようです。
さぁ、今日も新しい気持ちで!明るく!!レッスンに行ってきます。
先生亡き後のクラス存続についてはまだ決まっていませんが、
私達には『漆原メソッド』を後世に伝える使命があるのですから…✨

