北区赤羽のバレエ教室 クボタナオコバレエスタジオ

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『シェヘラザード』

今日は朝のレッスンの後、みなとフィルの定期演奏会を聴きに行ってきました♪
13:30開演だったので、レッスン後自習もせず、お昼も食べず、超特急で駆けつけました💨💨💨

このブログにも何度か登場している高校時代の友人ファゴット奏者Fさん所属のアマチュアオーケストラです。

このホールもすごく久しぶりでした。

そして演目はこちら♪

今回、私が特に楽しみにしていたのが、最後の演目『シェヘラザード』です。

15分休憩の後、なんとアラビアンナイト風の仮装で現れた演奏者さんたち!!
女性はベール🧕を被ったり、エキゾチックなドレスをまとったり、
男性はターバン👳‍♀️を巻いたり、
指揮者はアラビアの大富豪のような衣装で登場というサービスぶり👏👏👏

『シェヘラザード』の世界へと誘われ…

その荘厳な前奏を聴くや否や、私の涙腺は崩壊しました。

『シェヘラザード』はバレエ団時代コール・ドから主演、
そして発表会ではオリジナル版まで!!
何度も踊ってきた作品です。
数々の場面が、振付が、走馬灯のように駆け巡ります。

当時の画像は紙焼き写真しかなく、スキャンもできなかったので汚い画像ですが…



バレエ団で小林恭先生が窪田奈穂子主演の時に、ゾベイダ(シャリアール王の寵愛を受けていたハレムの王妃)と金の奴隷との関係をより日本の一般観客にわかりやすく、また私自身が演じるにあたり共感しやすくする為に、
ゾベイダと金の奴隷はかつて愛し合った仲だったという設定に改訂し、それがわかる小さな1シーンを加えてくださったのでした。
それは当時20代そこそこの私のとって、どんなにかありがたかったか…

そして、私ゾベイダは命乞いなどせず、潔く自害したのです。

マリインスキー版を観ると、抑圧された欲望の爆発に焦点があてられ、娯楽的にエロティシズムが強調されて…どうも共感しにくい。
それはそれで、美しい肉体のあちらのダンサーが踊れば有りだとも思うのですがね。

ついつい、バレエ『シェヘラザード』の世界に入り込んでしまいました。

もとへ

聴きに行ってよかった…✨
やっぱり生演奏は違う!!とつくづく思いました。